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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

冗談はよし子さん

2021.08.04

昔、林家三平という落語家がいた。たいして、面白くもなかったが、彼のいつもあわてたような仕草と、あの天然パーマが特徴的だった。わしは、彼のつまらん駄洒落ではあるけれども、「冗談はよしこさん」という駄洒落が好きだった、と言えば好きだった。

 冗談はよしこさん!本当にいま、このコロナで押しつぶされそうになった世相にピッタリだと思う。わしが思うに、もう、コロナの前の時代には戻らないと思うのである。よしんば、戻れたとしても、本当にコロナ以前の世の中が良かったのだろうか?と思うのである。現にあの頃は、人がいない、いないと言っていた。農業も林業も漁業さえ、後を継ぐ者がいない。ファミレスはたった一人で、全てをこなしていたのである。コンビニだって、夜間営業は無理だと言っていたのである。

 それに、地方には人がいない。東京には、これでもか、これでもかと言うぐらいに人がいるのにである。なんでも、かんでも東京だったのである。なぜ、そんなに東京なのか、いまだにわしは分からない。それが、わしには異常に見えたのである。それだけではない。トランプのような奴が出て来て、自分達さえ良ければ、それで良いんだ。東京さえ良ければそれで良いんだ、という風潮が蔓延していたのである。どこかおかしかったのである。つい、この前までは。

 しかし、今は、コロナ前の常識は、通らなくなってしまったと、思うのである。コロナ前の常識は、今や、非常識になりつつあるのではなかろうか。

 コロナ前の一般的な状況はといえば、言いたくはないが、市や区の職員も、鼻くそをほじくっていれば、給料がもらえるとでも、錯覚していたのではなかろうか?と思えるぐらい仕事らしい仕事をしていたとは思えない。今になって、少しぐらい、保健所が忙しくなっても、あんたたち、やりがいが出てきたでしょう、と言いたくなるのである。しかし、一般の業界は、これが普通である。医療界だって、そうだった。コロナ前までは、大体、健康保険のマニュアル通りの治療ができればそれで、良かった。しかし、今は本当の確実な医療が求められるのである。教育でもそうである。学校の先生が生徒に迎合するから、いじめが起こるのである。わしの、子供のころの教育は、先に手を出した方が悪いんだという教育だった。それは間違ってはいないと思う。先に手を出したやつがいたら、頭の一つや二つ、小突いてやれば良いのである。それがまともな教育である。先生が生徒のご機嫌をとって、どうするんだ!そんなものは教育ではない。

 わしはこれで良いと思っている。だから、相も変わらず、以前の常識が通用すると思っている、ような政治家は早く、辞めてちょ~だゃあ。と言いたいのである。そして、頑張るのではなく、やるべきことを、淡々とやる。それで、良いのだと思うのである。

 もう、コロナで全てが変わった。否応もなく、常識も価値観も変わった。しかし、これで、良いのだ。と、わしは、思うのである。真面目に歯を食い縛って生きている者が報われない社会はおかしい、と思うのである。

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