International Dental Clinic(国際歯科) の日記
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爺爺評論
2021.07.23
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わしは森喜朗氏の最高名誉組織委員会顧問の就任の案は良いと思う。そもそも、森氏が女性蔑視の不適切発言をしたというが、あれは森氏がつい、口を滑らせて、本当のことを言ってしまったということだと、わしは思っているのである。脇が甘かったのだろう。
「女性がいると会議は長くなる。」まっこと、その通りではないか?しかし、彼はそれをもって、女性を蔑視しているわけではないと思うのである。現に彼は橋本聖子と二人三脚であそこまで、やっていたのである。その森氏がどうして、女性差別などするだろうか?
悲しいことに、政治家と天ちゃんは、本当のことを言ってはいけないのである。本当のことを言えば、それが命取りになる。それは政治の世界、公共の世界の常識である。
わしは、森氏をかばっているのではない。むしろ、わしは、森喜朗という人間を、それまでは、あまり良く思っていなかった。何かオリンピック至上主義者のような感じがしたからである。しかし、わしは、あの発言を聞いて、むしろ、ほっとしたのである。このじじいも、やっぱり、人間だと思ったからである。
この際、森氏を最高名誉組織委員会顧問にするのは、名案だと思うのである。
そうでなければ、このくちゃくちゃになったオリンピックを誰が、救えるのだろうか?彼しかいないのではないだろうか。それとも、持ち上げすぎだろうか?そこの所は、わしにも分からないでいる。
しかし、少なくとも、現政権にいる、あのた~けどもよりは、まだ、ましだと思えるのである。あのた~けどもはいかん。いったん始めたことを、どうやって終わらせるか、それが一番難しいということがまったく分かっていないからである。又、分かって言っているなら、なおタチが悪い。国民の大半はオリンピックを中止するのは、そんなに簡単なことだとは思っていない。オリンピックを中止するのは簡単だと言ってのけるのは、あの悪い奴らだけである。
政治家も、国民に訴えるなら、国民の心に響く言葉で、語りかけて頂きたい。国民の方を見ているのか、自民党の方を向いているのか、訳の分からないような言葉で話さないで頂きたい。懸命に社会を動かしている国民に、もっと優しいまなざしを向けてもらいたい。そうでなければ、もう、辞職してもらいたいと切に思うのである。