International Dental Clinic（国際歯科） | 日記 | 首都移転計画再考

ひところ首都移転計画が持ち上がった時期があった。しかし、いつの間にやら、そんな話も消えてなくなってしまった。それと共に道州制という議論もなくなってしまった。かつての日本維新の会の橋下が唱えていたような熱っぽい議論も今は昔のはなしである。わしは橋下をたたえるとしたら、あのときの橋下が一番輝いていたのではないだろうか。船中八策とか言っていたのが懐かしい気がするのである。尤も、わしは坂本竜馬のファンではない。どういう訳か、あ～いう手合いは好きになれない。しかし、橋下の言っていたことは心の底にすとんと落ちたのも事実なのである。

　首都とは何か？と言うときに、それは国会議事堂と行政府がある場所だと定義するならば、今や、首都は東京である必要はない。これだけ、通信網も交通網も昔とは比べようもないほど、発達しているのに、極端な言い方をすれば、首都は日本のどこでも良いくらいである。尤も、どこでも良いといっても、沖縄とか富士山の頂上では困ると思うのであるが、基本的にはどこでも良いはずである。沖縄の人はそう言うと怒るだろうか？そして、2027年には晴れて、リニアが開通するはずである。もう一度、ここらあたりで首都移転も考えたらどうだろうか。

　もう、東京は手一杯である。又、予測によれば、東京オリンピックを境に世田谷から人口が減少するそうである。首都機能を移転する意味は、国会議員の意識の改革でもある。今までのように東京に住んでいれば東京からしか、物事が見えてこない。全て、東京中心である。これはおかしい。言うなれば、大都会と言うのは人が一番住みやすいところである。昨今の災害など、全て日本の辺境で起きていることである。一番安全な所に住んでいる人間がはたして、どれだけ、被災者の気持ちを慮ることができようか。ほぼ、不可能だと思うのである。

　もうひとつ新しい国会議事堂を作り直す意味がある。それは今の国会議事堂の作りである。あまりにも古すぎると思うのである。今の国会議事堂はプロイセン帝国のビスマルクの時代の国会議事堂を模したのだと言うのだが、なぜ、質問者が背後の上段に構えている与党のお偉いさんに背を向けて質問をしなければならないのか？いかにも帝国主義的で、わしはさっぼろが立つくらいに嫌なのである。こんな場所で本当の民主主義的な議論ができるのだろうか。そして、程度の低い野次が飛ぶだけである。この際、ああいう程度の低いアホは議員の資格を剥奪するべきである。

　候補地としてはリニアが停まる山梨か長野辺りではどうだろう。ここからだと東京まで、リニアで行けば、ものの数分である。却って、今の永田町よりも便利になるかもしれないのである。

　もう一つ、ついでに、天皇陛下も、もう、京都にお戻ししたほうが良いのではないだろうか。東京に御所があるのはおかしい。あれは大久保利通が京都の公家を行幸だと騙して、東京にお連れしてきたものである。百数十年経って行幸が終わったから、京都にお戻りになった。で良いのではないだろうか。天皇の御座所は京都こそふさわしいと思うのである。

 　最後に、安倍さん、もう辞めてちょうだゃあ。正気を逸脱したトランプの米軍駐留費負担増額要求に応ずるつもりか？トランプになめられるのは、お前のせいだ。お前がアホみたいにトランプを持ち上げたからだ。責任を取って、もう辞めてちょうだゃあ。韓国にもつまらん喧嘩を売り、あんなどうしようもない北朝鮮からも、馬鹿にされ、プーチンからは、見放され、中共の肉まんからもなめられとる。中共の肉まんなど、端から相手にしなくても良いものをまた、こいつを持ち上げとる。安倍のた～けが。安倍の判断基準がわしにはよく分かる。強そうな者には尻尾を振って、弱そうな者に居丈高になる。一番たちが悪いとは言わんが、二番目か三番目にたちが悪いな。こういう奴は。結局、良いとこ一つもない。こうなっているのも、おみゃあが外面ばっか良いからだがね。大局を見ないかんよ。しかし、おみゃあはその器ではない。もう、辞めてちょうだゃあ。それにだ、おみゃあはまだ、野田との解散の交換条件だった議員定数の削減の約束を果たしてないがや。反故にしとるがや。おみゃあは、それでも男か！とっとと、辞めて、回顧録でも書け。安倍さん、もうおみゃあの時代は終わった。
　かといって、アホなことで安倍の揚げ足を取るしか能のない野党の間抜け連中にもわしは組しない。あんな桜を見る会の揚げ足をとっている暇があるなら、なぜ、もっと、安倍の歪んだ政策の本質を突いてやらないのか？わしは不思議で仕方がないのである。わしはゲットアングリーなのだ。
　だいたい、枝野は何も分かっていない。原発０など不可能である。廃炉など不可能なのである。そして、現状のように、これからも化石燃料をバンバン使えば、世界規模で、気が狂ったような気候変動を招来するのは必至である。現にそうなりつつあるのである。そして、そのことは確実に人類滅亡を意味するのである。枝野はそのことが果たしてどこまで分かっているのだろうか。まさか、地球脱出も考えているのだろうか。そこまで考えているなら、それはそれで大したものだと思うのだが。もし、仮に原発０だと喧伝して石炭をどんどん燃やした結果、益々気温が上昇し、地球は灼熱地獄と化し、とんでもにゃあ災害に見舞われて、何十、何百万という国民が犠牲になったらどうやって、責任を取るつもりだろうか。この責任はものすごく重いのである。そのことが分かっているのだろうか。この馬鹿は。枝野は管直人と同じである。又、安倍と同じ土俵にいる。安倍と同じ土俵にいては駄目なのである。あんなた～けどもと同じ土俵にいたのでは駄目なのである。
　脱原発とアホなことを言っているようでは、永遠に政権を取ることは不可能だろう。枝野先生、あなたは口ばっか達者で、何も見えていない。頭がいくら良くても木しか見えていないのである。国民はそんなあなたに政権を任せることはないだろう。

　もう一つ、重ねて言わせて頂きたい。わしは、安倍が大嫌いであるが、野党の間抜け連中も大嫌いである。又、反安倍だからと言って、親韓国でもなければ、親中国でも、親ロシアでもない。ましてや、共産党ではない。もちろん、親アメリカでもさらさらない。そういった、二者択一ではないのである。日本人の駄目なのは安倍に反対するから、韓国寄りなんだろうとか、原発賛成だから、自然エネルギーは反対なんだろうとかいう狭い狭い見方をすることである。わしは、多様的な考え方を常にするのである。二者択一ではなく、あれもこれも同時に存在するのである。反右だから、左なのでもないし、反左だから右でもないのである。何を言っているのか訳がわからなくなってしまったが。しかし、わしはなぜ、こうも安倍が気に入らないのか、自分でも分からないのである。とにかく、あの顔を見ているだけで、げそっとするのである。
　それに何か、安倍の後ろに逆らえない黒幕が居るそうだが、そして、日本も、もうそろそろ、終わりだと言うことらしいが、せめて、日本の終焉を見届けてからわしも逝きたいと思うのである。


（後記）このブログをわしが書いたのはまだ、コロナ以前の去年の１１月である。その時はよもや、世の中がこんなことになろうとは、誰しも想像もしなかったはずである。
　今や、東京もコロナの第二波にのまれつつある。今日はくしくも都知事選の開票日である。誰が次の都政を担うかは知らないが、一つだけ提案があるのである。それは早く首都を山梨あたりに移転することである。さすれば、３密も解消してくるはずである。然るに、もうすぐリニアが開通するのである。東京とはものの数分で行けるのである。そして、もう一つ、天皇陛下を京都にお戻しする。さすれば、今の皇居が東京都民の来るべき、いな、必ず来る直下型大地震の避難場所になるのである。同時に京都御所も使えるのである。そして、京都は陛下の御場所として栄えていくだろう。わしの構想は以上である。今の東京で３密を避けろと言われても不可能である。東京は日本の心臓みたいな所である。人の出入りを制限したら、体が死んでしまうではないか！
　そして、東京は首都でも帝都でもなくなるのである。それで良いではないか。日本あっての東京である。東京は日本という体の重要な部分であっても東京という都市国家ではない。今までのように全てが東京に集積するというのは、国の破滅を意味するのである。