International Dental Clinic(国際歯科) | 日記 | 没落日本の栄光~その二

歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

没落日本の栄光~その二

2019.10.14

前のブログにわしは日本の再生について書いたが、もう少し、私見を述べさして頂きたい。
  
 国民諸兄におかれては、いささか耳が痛い話かも知れないが、今の日本の現状は休みが多すぎる。とまれ、それでも日本人は働きすぎだという意見もあろうかと思う。では、どこに比べてかである。もともと、我が国は資源もほとんどなく、ゆえに国民は勤勉にならざるを得ないのである。先の大戦における主たる原因は我が国が海外に資源を求めたからに他ならないのである。それをこともあろうにABCD包囲網を作られ、ハルノートを突きつけられ、窮鼠、猫を咬むが如く、米国と戦わなければ生きていくすべがないように追い込まれたのである。いわゆる経済封鎖である。それが真珠湾攻撃の入り口である。そして、まんまとABCDに引っかかったのである。

 もともと我が国は何もないのである。ユーラシア大陸の東の東。それも、プレートとプレートがせめぎ合うようなものすごく不安定な地理学的な位置にあるのである。そのせいか知らないが、鉄鉱石もなければ、ほんのすこしばかりの石炭しかない。石油は皆無といってもよいだろう。ただ、あるのは大量の水資源と海の恵みと温泉ぐらいなものである。温泉がええがや。そんな国で怠けていたら、たちどころに食いはぐれてしまうのである。

 しかるに現在の日本の平均的な生活はと言えば、もはや週休2日制は当たり前、その他、振り替え休日だ、なんだかんだで、土、日、月と連休になる場合も、もはや珍しくないのである。そんな中でどうやって、一定量の仕事がこなせるだろうか?土台、無理な話である。もっとも、休みを多くすれば、その分、消費してくれるから経済効果が上がると言うのだが、果たして、懐が寒いのに消費するだろうか?要するに時間をもてあますのがせいぜいではないだろうか?と、思うのである。

 そういう状況の中で雇用形態が大きく歪んできてしまっている。働かされる者はこれでもか、これでもかと思うぐらい、休みもなく、働かされ、ついにうつ病になり最悪、自殺するというケースである。いわゆるブラック企業の出現である。どう考えても週休3日も休んでいたら、そのしわよせはどこかにいくに決まっている話なのである。それに、いくら人員を募集しても人が集まらない。あるファミレスなど、夜中になると一人で全てをこなしていたのである。これにはさすがに、わしもぶったまげたのである。そう考えると、ブラック企業にも言い分があるのだろう。つまり、働いてくれる人間がいないのである。
 それとも、もうここらあたりで日本の経済規模もぐ~んと縮小して、最貧国の仲間入りをするかである。それも良いだろう。しかし、それを決めるのは国民である。

 このまま最貧国に突入していくか、それとも、これからも輝く日本を築いていくかは、我々国民次第であり、国民が、どの道を選択するかである。尤も、わしとしては、最貧国に突入するぐらいなら、少しぐらいの向かい風の中を、前を向いて歩いてみたいと思うのである。そして、こんな状態で休んでばかりいて、経済も急激に縮小して、気が付いてみたら、懐はすっからかんになって一銭もなくなっていたと言うことにだけは、ご勘弁蒙りたいものである。

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