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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

男ならやってみな

2019.05.10

「男なら、男なら、未練残すな昔の夢に。もとをただせば裸じゃないか。度胸ひとつで押していけ。男ならやってみな。」今はもうだいぶ昔になるが、わしが餓鬼の頃はよくこの歌がはやった。時代がそういう時代だったのだろう。今思えば何か汗臭く、とても今の草食系社会の風潮に合うとは思えない。もともとが軍歌だったらしいが詳しいことは知らない。

 しかし、この歌を聴いていると単純に俺も男だ。やったるがや、と思えてくるのである。

 今の若者には天下を取るとか、天辺に上ってやるとか、今に見とれ、とかいう沸きいずるような気持ちがないのだろうか。どうせ一度きりの人生である。そんな人生に戦いも挑まずに終わってしまうのはわしは生きるに値しないのではないかと思うのである。

 男なら一度こうと決めたら後には引かない、意地でも自分の思いを遂げるんだという気概を持たなかったら、何の為に生きているのか分からないと、わしなら思うのである。食って寝て糞をたれているだけの人生なら、そんな人生は要らないと思うのである。もちろん生きることに意味などどこにもない。しかし、意味づけするのが人の本性である。

 近頃は頑張るという言葉が禁句だそうである。しかし、人は頑張らなければ生きている意味すらないと思うのである。

 自分の夢を実現する為に、歯を食い縛って頑張れば良い。そう思うのである。そうしているうちに道はなんとなく開けてくるのではないだろうか。格好悪く頑張れば良い。そして自分の思いを遂げればよいのではないだろうか。男ならやったるがや!と、わしは既に両親も亡くし、人生に秋風が吹いてくるような年齢になって、やっとそんな境地になれたのである。今から思えば親は有り難かった。特に母親は絶対の保護者であった。しかし、母親がまだ存命の時には露だにおっかさんの有り難さが分からなかったのである。

 人生、頑張れば良いのである。頑張って、頑張って頑張りぬけば、親がいかに有り難い存在だったのか分かってくるはずである。これから、わしも冥土の土産に、意地と根性で死ぬまで自分の仕事をやり通そうと思っているのである。そして、それがせめてもの親の脛をかじり過ぎたわしの親への贖罪だと思えるのである。

 ついでにこんな替え歌もある。「男なら、男なら、福沢諭吉の教えにそむき、人の上には人垣だらけ。格差社会をぶち壊せ。男ならやってみな。」

 いくらでも替え歌が出来てしまうところが又、良いのである。男ならやってみな!そして、女も結局、男のそういうところを望んでいるのだと、わしは思うのである。

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