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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

没落日本の栄光

2019.05.04

わしは倭を愛している。この倭でわしは生まれ、もみくちゃにされて生きてきたからである。

 しかし、今の日本の現状を見るにつけ実に嘆かわしいと思うのである。まず、次世代を担うべき若者に覇気が見られない。わしが電車に乗っていると5人中4人は必ずスマホをいじっている。あんなものは仮想現実でしかないのが果たしてこいつらに分かっているのだろうか。そもそも、良い意味でも悪い意味でも、ぎとぎとした若者にあまり出くわしたことがないのである。いわゆる草食系男子というやつである。最近では肉食系は嫌われるらしい。がつがつしたやつが見当たらない。

 そして汗水たらして働いているのは、大方年寄りか外国人ばかりである。今時コンビニに行けば、大抵、店員は外国人かシングルマザーのいわくありそうな女の人ぐらいである。だから、24時間営業が問題になってくるのである。従業員を募集しても募集しても人が集まらない。だから結局はオーナーは家族に頼るしかない。そうなると家族が巻き添えになり、ストレスで自傷行為、自殺に追い込まれてしまうのである。そういう意味でわしはセブンイレブンホールディングや伊藤忠を非難できない。なぜなら、原因は別のところにあるからである。又、工事現場に行けば働いているのはもう、だいぶ年配の人ばかりである。そして工事現場の警備員はもう爺と決まっているようなものである。

 さらにいわゆる一時産業では後継者が居ない。農業も漁業も誰も跡継ぎが居ない。まあ、そうだろう。今時朝早くから漁に出て、誰がくさい魚など取りたいかといわんばかりである。しかし、そうなるとこの国の産業はいったい誰が支えていくことになるのだろうか。

 推計によれば、日本も何十年後かには最貧国の仲間入りをするそうである。こんなことで良いのかと、わしは言うつもりはない。しかし、かつては嘘でもジャパン アズ ナンバー1と言われたわが倭である。わしは歯がゆいのである。もう少しまじめにやっていけばかつての栄光が手に入るかもしれないからである。誰かが東京を見ろと言う。しかし、大都会だけが繁栄しても仕方がないではないか。かつて、東京から日本を元気にするんだ、とほざいたやつが居たが、逆でしょう、とわしは言いたいのである。日本が元気になるのは地方からであって、地方が元気にならなければ日本の本当の栄光は戻ってこないと思うのである。長州にしろ薩摩にしろ、日本の最果てもいいところ、どん詰まりの藩だったのである。今繁栄しているかに見えるのは東京都のしかも東の端、海に面した23区のその又しかも本当に海沿いの地域だけのことである。しかしながら、今の日本は、ちょっと郊外に出ればほとんど限界集落に成り代わってしまっているではないか。東京が繁栄すれば繁栄するほど、地方が疲弊していくではないか。これはおかしい。まっこと、おかしいのである。

 もう少しまじめに働こうではないか。わしは我が愛する倭の先行きが心配である。わしは、この異常とも思える10日間に及ぶゴールデンウィークの今日は5月の4日だと思いながら、この草稿を書いているのである。しかしながら、多分、日本もこれから先、人口の減少と共に経済力も徐々に落ちていくだろう。そして日本もかつては主要先進国だったんだという時代が来るだろう。わしはそうならないことを切に願っているし、わし一人でもドン・キホーテのように抗っていくつもりである。しかし、結局は国民がもはや経済大国であることを望まない以上、日本が没落凋落していく趨勢は変わらないだろう。果たして、これでいいのだ!と言っていられるだろうか。我が倭の栄光は、一握りの詰まらん奴等の手に委ねてはならないのである。
 
 最後に又、憲法改正などと寝言を言っている安倍は早く辞めてちょうでゃあ。お前は醜い。実に醜い。わしは心底、そう思うのである。


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