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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

高齢化社会を憂うるなかれ。人が長生きをして、何が悪いのか。馬鹿たれが!

2017.12.12

最近の世の風潮は、何かにつけて少子高齢化が諸悪の根源のような言われ方をする。そもそも、行政もそうなら、マスコミもそうである。やれ、これから、医療・年金はどうやって切り詰めていったらよいのか、とか、もっと、子供を産めとか、これからは外国人労働者をもっと、受け入れなければ日本はやっていけなくなるんだ、とかである。

 しかし、ちょっと待っていただきたい。日本が高齢化社会になったのは、国民が等しく豊かになって、健康で長生きできるようになった何よりの証拠ではないか!そのことがなぜ諸悪の根源のような言われ方をされなければならないのか。ワシはとても腹立たしい思いがするのである。

 日本最大の扶養家族である皇室の美智子妃殿下が、だいぶ前だが、人が長生きをするのが、何か悪いことのように言う昨今の風潮は、とても聞くに耐えない悲しいことであります。と言った言葉は、ワシにはとても共感できたのである。

 ワシの93で死んだおっかさんには、ワシはもっと、もっと長生きをしてもらいたかった。なぜ、人が長生きをしてはいかんのか?世の政治家、マスコミに率直にお聞きしたい。なぜ、人が長生きをしてはいかんのか?と。理由は分かっている。年寄りは非生産者だということ、それに尽きるということである。なんとも、喩えようもない、悲しい理屈である。

 昔、姨捨山という話があった。食い扶持を減らすために、自分のおっかさんを山に捨てる話である。しかし、親を思う息子はひっそり、食事を運び、おっかさんを生き延びさせたのである。そうこうしているうちに、村で何かの問題が起こった。その度に、この息子はひっそり、山にいるおっかさんに問題の解決法を聞きに行くのである。そこで、おっかさんが、そういう場合はこうするんだと問題の解決法を息子に伝授するのである。そして、その度に村は救われていくのである。そして、最終的にはどうなったかは今ではもう覚えていないが、ざっと、こんな話である。この話の意味するところは何か?年寄りもだてに年を取っているわけではない、ということである。高齢者には、何物にも代え難い経験という知的財産を持っているのである。これを生かせば高齢者も若いやつにも勝るとも劣らない生産者になれるはずである。尤も、ワシは人が役に立つとか立たないとかで人の生存の価値を決めることには真っ向から反対するが。

 そこで、今ある高度経済成長の時に作られた、つまり、まだ人口構成がピラミッド型の時代に作られた年金・医療のモデルは、根底から作り直さなければならない時に差し掛かっているのである。安倍のアホカスのいう高校無償化など、はるかに次元の低い話である。高校無償化など、今進行している、医療・年金の課題に比べたら、まさにどうでもよい話なのである。

 安倍のアホカスはガイキチのトランプに良い顔をするあまり、国を非常な危険に晒している。唯一の被爆国である我が日本が核保有禁止条約に反対してどうするのだ。恥を知れと言いたいのは、ワシ、一人ではないはずである。アメリカはガイキチのトランプを大統領に戴いている限り、もう、世界のリーダー足り得ないだろう。もう、そろそろ、こんなアメリカとは縁を切って、本当の意味での戦後レジームからの脱却を図る時が来ているのである。ちなみに、森友、加計問題はあれは忖度で動いたに間違いのない話である。つまり、行政がゆがめられたということである。当然総理大臣に権限が集中してしまえば、自らの保身、出世の為に、権力者に擦り寄るのは、ごく自然な行動であるからである。ワシも萩生田の立場だったら、同じことを言ったかも知れないのである。だから、問題は一人の人間に権力を集中させてはならないという民主主義の根幹に一刻も早く戻ることがこの森友・加計問題が投げかけた最大の教訓なのである。

 ワシは原発推進派である。豊富なエネルギーなくして、どうやって豊かな文明が築けようか。全ての文明は内乱で消えたのでもなく、ましてや強力な敵が現れて消滅したのでもない。全ての文明が滅んでいったのはエネルギーの枯渇という、ただ単純な理由で滅んでいったのである。だから、ワシは日本文明が日本文明であり続けるためには無限のエネルギーが必要だと信じているのである。さらに問いたい。これ以上の化石エネルギーを使い続けるつもりか。このままいけば、地球は二酸化炭素のビニールハウスに完全に囲まれてしまうではないか!だから、ワシは一部の無知蒙昧な自分さえ安全であればよいという人間からは離れているのである。

 しかしながら、ワシは足の爪先から頭のてっぺんまでI AM NOT ABEである。

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