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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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日本がこれから絶対に経済発展しない理由

2016.06.12

 かつて、日本はジャパン アズ ナンバーワンと言われた。日本人は働き中毒だと言われた。経済はうなぎのぼりに上昇し、明日は今日よりも必ず良かったのである。それがバブルだとも知らずに。そして、平成をちょっと過ぎた辺りから、一挙にその体制が崩れていくのである。バブル崩壊である。日本は大量の不良債権を抱えることになり、株は一気に暴落し、その煽りを受けて山一證券は倒産、長銀も新生銀行と名前を変えて破綻していくのである。そして、失われた20年と言われる時代に突入していったのである。そこで、さっそうと登場してくるのが住宅金融債権管理機構の元日弁連会長の中坊公平である。
 
 とにかく、早いところ、バブルに踊った狂宴の夢の跡のような不良債権を回収しなければならない。又、どれだけ埋もっているのかも分からない。まず、住専だ。国はこの爺さんに白羽の矢を当てたのである。メディアも一斉に煽った。やれ、平成の鬼平だとか、中坊公平が行くとか言った具合である。結局、ある程度の成果は上がったのだろうが、どこかの会社か何かに訴えられて、弁護士の資格も返上したか何かで終わったのである。そして、彼も今年の5月3日に死んでしまった。
 
 果たして、バブルで踊ったつけである不良債権はどこまで回収できたのだろうか?結局は民事再生だとか、自己破産して、ちゃらにしたか、持ち逃げだろう。私はあのバブルのせいで、日本もおかしくなってしまったと思う。結局、ゆとりを求めて休日は増やす。そして、組織が出来上がってしまうと、ルーチンワークばかり増えて、本当の仕事をしている人間が極端に少なくなってきたのだと思う。そこに少子高齢化である。こんな状態で果たして、経済が上向いていくだろうか?今や、貧乏老人が巷に溢れ、正規雇用はどんどん失われつつある。安倍政権は本当のところ、恰好良いことを言っているだけである。中身が何もない。

 だから、経済は成長しないのである。それに、無理やり、経済を良くして、多数の犠牲の上に一部の階層だけが潤っても仕方がないではないか?今後、安倍のいうトリクルダウンも起きなければ、働く世代が減少していく中、経済が上向いていくとは考えられないのである。安倍の経済政策は完全に失敗したのである。しかし、見方を変えれば、生きていく意味は何も、物質的に豊かになることだけではない。もうすでに、物質的な豊かさは手に入れているのである。それよりも、今後、どうやって、充実した住み心地の良い、夢のある社会にしていくかを大いに議論した方が良さそうである。

 もっとも、俺は歯を食いしばってでも、金を稼ぐんだという頼もしい人間が増えてくれれば、日本経済ももう少し、持ち直すかも分からない。しかし、そんな終戦直後の闇市から立ち上がったような人間が出てくるとも思えない。今時、そんな人間が居たら、どうせ、汗臭いなどと言われて一蹴されるだけだろう。ことほど、価値観も変わってきたのである。今や、草食系男児がはびこる時代である。だから、更なる経済成長は望めないのである。残念ながら。はっきり言おう、安倍のような恰好良いことばかり、言っていたら、経済成長等、絶対無理である。

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