International Dental Clinic(国際歯科) の日記
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トランプに騙されるな
2018.05.18
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おそらく、米朝首脳会談は実現しないだろう。そもそも、北が本気で核を捨てるわけがない。捨てることを期待しているなら、こんな能天気な奴もいないだろう。そもそも、自国に人類を数百回も絶滅できるだけの核を持っている国が、本当にまともな核を持っているのかどうかも分からないような国に、危険だから、核を捨てなさい、火遊びは辞めなさい、と言うこと自体、とんでもない矛盾ではないだろうか。
私はこう確信しているのである。少しだけ庭先に核が落とされるかもしれないという、うっすらとした現実を持ち始めた不安感のためにヒステリックになったアメリカが本当に北をもし、非核化したなら、その後、どうするか?間違いなく、経済封鎖を緩和すると言って、北を滅亡させにかかるだろう。だから、北は絶対に核を手放さないはずである。そして、もっと技術開発に血道をあげるだろう。そんな分かり切ったことがなぜ、韓国のあの馬鹿は分からないのだろうか?アメリカはそもそもそういう国である。じゃあ、なぜ先の大戦において日本をそうしなかったかって?日本が何をしてくるか怖くて怖くて仕方がなかったからに決まっているではないか。
あいつらは弱い国は必ず滅ぼすのである。
それにつけても、毎日のようにテレビに出てくる我が国の総理大臣の間抜け面を見るに付け、一日本人として、私は恥ずかしくて仕方がないのである。こんな奴が我が国の総理大臣なのかと思うと。
ちなみに突然、トランプがイランの核合意から離脱すると言い出したのは多分、北に見せ付けるためだろう。少しでも非核化を守らなければどういうことになるか。それを北に見せ付けたかったのだろうが、果たして、こんな子供じみた脅しで北がどう出てくるか、見ものである。大体がトランプは餓鬼じみている。まるで、大人の寛容さもなければ、洞察力もない。アメリカを再び偉大にすると言っているが、実際はアメリカを守るためにだけ汲々としているようにしか思えない。アメリカ国民はこんな人物を大統領に選んだのである。さりとて、ヒラリーが良かったとは全然思わないが、ともあれ、アメリカの落日を見ているようである。
アメリカよ。さようなら。しかし、それで、日本の時代が来るとも思えないのである。
今や、日本の医療・年金などの福祉制度は少子高齢化で崩壊寸前である。ところが不思議なことに、安倍自民党はこの現在進行形の直近の大問題をよそに憲法改正などとのたまっている。北のことなど、ほかって置けばよいのである。それを集団的自衛権がどうのこうのとか、秘密保護法とか、いつまで、こんな時代遅れな話をしているのだろうか。今や、人口構成は大きく変わって、コンビニに行けば、店員は年寄りかシングルマザーか外人ばかりである。少し郊外に出れば、老人か犬か猪しかいない。ことほど左様に日本の社会は急激に様変わりしているのである。
それよりもやることが山ほどあるはずである。憲法改正など、まさしくどうでも良いことである。私はそう思うし、日本の健康保険医療制度は世界最高だとか、年金制度は100年安心だとか、よくもぬけぬけと言っている日本の総理大臣に、ただただあきれるだけである。