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歯車が狂い始めた~安倍の政治手法を検証する。

2017.07.14

先般の東京都議選の自民党ぼろ負けから、明らかに政局の潮目が変わりつつある。今まで、何かどんよりとした厚い雲におおわれていたような閉塞感から一挙に解き放たれるような感覚へと変わってきているのである。

思うに安倍はなにも新しい型の政治家ではない。古い指導者タイプの政治家だと思うのである。安倍の言い方にそれが出ている「今まで築き上げた世界の指導者との関係を基にして云々」というくだりである。指導者?この言い方がもう古いのである。指導者というのはおそらく、スカルノだとか、今の習近平だとか、プーチンを指して言っているのだろうが、果たしてあいつらは指導者なのか?ただ単なる、権力のかたまりではないのか?我々国民は指導者に指導されようとは思っていない。そこの感覚がもう古いのである。

今年は森友問題から端を発し、「忖度」という言葉がはやった。「忖度」を辞書で引いてみると、「他人の心を推し量ること」とある。何とも奥ゆかしい言葉ではないか!それがなぜ、安倍の心を推し量って、勝手なことをしてしまうのだろうか?要するにそれは安倍の意を汲んでやったということである。つまり、何も指示していなくても、安倍はちゃんと指示しているのである。否、俺はそんな事をしろとは一言も言っていない、では通らないのである。それにまだ反論したい向きにはこう言わせて頂きたい。部下に忖度するように仕向けたのは安陪と菅に他ならないのである。つまり、「総理の口からは言えないから私が言う」のではなくて、総理の口から間違いなく言ったから言うのである。言葉で言ったかどうかの問題ではない。世間ではこういうのを「ずるい」というのである。

頭が良いのか悪いのか分からない菅に言う。いつまでも策士面していずに、もう安倍に諫言して「殿、お覚悟下さい。もはや、国民の信を失ったのです。殿は自決して下さい。私も後に続きます」と言ってもらいたい。100パーセント言わないと思うが。しかし、このおっさんは本当に国民は馬鹿だと思っているのだろう。やること、なすこと、言う事、全てが国民を馬鹿にしている。こんな奴に操られたくはない。国民の一人として、私は心底、そう思うのである。

そして、結論は森友、加計の問題というよりも、それをきっかけに安倍の政治手法が問われてきたのであると思う。何なんだ?安保法制って、何なんだ?秘密保護法って、何なんだ?共謀罪って、何なんだ?憲法改正って。そこに国民の不満が噴出してきたのだろう。いったい、この政権は何なんだ?やるべきこともやらずに、国民を縛ることしか考えていないではないか?!そこへの安倍に対する猛烈な不信感を内閣支持率の急落が示している。

私も反安倍である。私もI am not ABEである。

もはや、安倍自民党が生き残るチャンスはないと思うが、それでも、一縷の望みを抱き起死回生を図ろうとするならば、今までのことをかなぐり捨てて経済最優先に取り組むべきである。そして、「重く受け止めている」とか「真摯に反省する」とか、つまらぬ言い回しは止め、外遊もほどほどにしてもらいたい。大体が、今まで言ってきたことは真っ赤な嘘である。丁寧に説明するといって、説明したことは一度もなく、国民目線でと言いながら、まるで国民目線とはかけ離れていた。そういったことが国民の不信を招いたのである。あ~、それと自分の女房の手綱はもっとしっかりと握るべきである。自分の女房もまともに御すことが出来ない野郎が天下に号令するんじゃないと言いたいのである。馬鹿者が。しかし、まあ、安倍が安倍である以上、いくら安倍が内閣改造をしたところで無理だろう。そんなぐらいなら、内閣総辞職したほうが良いのにと思うのだが。人には簡単に辞職を要求しておいて、いざ、自分になると本当に地位に連綿としがみついているではないか。安倍も菅も。えらそうなこと、こいとるんじゃにゃあぞ!

最後に3分間だけ私に時間を下さい。加計問題は、もう一方の当事者である加計孝太郎が出てこないことにはなんにも解決はしないだろう。安倍はお友達だから、出すわけにはいかないだろうが、事はお友達だとか、顔が潰れるとかと言う問題を遥かに超えてしまっている。今になって、元愛媛県知事が出てきて、違う意味で「加計ありきだった」と言われても、だから、なんだ。ということになるではないか。なぜ、加計が出てこない?これでは不信感が更に増大するだけである。

この問題の本質は、なぜ、官邸が官僚の人事にまで口を出すようになったか、である。政治家が官僚の人事にまで、口を出せば、行政もゆがめられるのは至極当然である。政治家の都合の良い人事をやるに決まっているからである。だから、政治主導というのはおかしいのである。政治家と官僚はお互いの領分を侵してはならないのである。最終決断は政治家が下し、その審判を国民が下すのである。しかし、その過程にまで、政治家が口出しをするべきではない。そこが大きな矛盾なのであり、そこが今回の最大の問題なのである。

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