International Dental Clinic(国際歯科) の日記
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東シナ海ガス田開発の不思議
2016.10.13
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新聞では年中行事の様に中国の東シナ海におけるガス田開発を報じている。日本側の対応はいつも、けしからんとか、遺憾の意を表明するといった内容ばかりである。しかし、不思議である。中国が日中中間線のぎりぎりのところでガス田開発をするなら、日本側も日中中間線のぎりぎりのところでガス田開発をしてやればよいではないか?なぜ、そうしないのだろうか?遺憾だ、遺憾だ、というだけで、何ら対策を取ろうとしない。これでは相手になめられても仕方があるまい。こちらからも掘ってやれば良いだけのことではないのか?
というと、必ず出てくるのが採算が合わないという言葉である。しかし、ことは採算が合うとか、合わないとかという問題ではなく、まさに我が国の領域が侵犯されているという問題である。採算が合わないというのであれば、中国側も同じことだろう。要するに、国連が大々的に公表したほどの魅力的な資源は元々なかったということではないのか?
しかし、中国側はおそらく、そんなことは承知の上で、開発を進めているのだろう。まさに、我欲のかたまりである。ここは全部俺の領土だということである。
そして、問題はそれが許されるかどうかということではなく、そう思っている相手に対して、如何にして、対抗して、我々の主権を守るかである。
こちらも、採算など度外視して、日本側から、ガス田開発をしてやれば良い。私はそう思うのである。それに際して、間違っても石原のコメントなど、持ち上げない方が良い。奴は、右翼の塊なのだろうが、あいつの言ったことで、どれだけ、我が国が国益を損ね、信頼を損ねているか、もう一度、検証しなおした方が良い。それこそ、奴は真逆の国賊である。昭和天皇でさえ、A級戦犯を靖国神社が合祀したことに烈火のごとく、怒ったのである。私は、今でも陛下の心中思うにあまりあると思っているのである。
私がもっとも、理解に苦しむのは、右翼というのは天皇制護持の集団のことではないのだろうか?しかし、当の天皇がA級戦犯を合祀したことに猛烈な怒りを覚えて、以後、二度と参拝しなかった靖国に、なぜ、毎年年中行事の様に、いわゆる右翼系の国会議員が金魚の糞よろしく、ぞろぞろ参拝するのか、まったく理解できないのである。じゃあ、右翼というのは何なんだろうか?ただの暴力愛好家だとしか思えないのである。
それで、参拝するのは心の問題だと屁理屈をこねる。しかし、心の問題を実行に移した時点で全くその意味合いは変わってくるのである。では、誰か相手を殺してやりたいぐらいに憎んでいたとする。しかし、それを実行に移したらどうなるか?ただ単なる人殺しである。そんな馬鹿みたいに単純なことも分からないのだろうか?今の国会議員は!驚くほど、単純なあほ共だと言わざるを得ないのである。