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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

バナナ検査の思い出

2016.10.06

 今は昔、私が小学生の頃、遠足の時に、児童が持っていく食べ物の中にバナナが入っているかどうかの検査があった。いちいち、児童のカバンの中を先生が改めるのである。当時、バナナは贅沢品とされた。子供の遠足にバナナなどという贅沢な食べ物を持っていくのはとんでもないということである。今から考えると、馬鹿みたいな話である。たかがバナナである。それに、いま、そんな身体検査みたいなことをやろうものなら、おそらく、PTAが黙っていないだろう。子供の当然の権利を踏みにじって検閲をしたと言われるに決まっているのである。しかし、当時はそれは当たり前のことであったし、私も子供心にもバナナなどという贅沢品は、持って行くべきではないと内心思っていたのである。
 
 ことほど左様に時代の価値観など、その時その時でころころ変わるものである。だからして、何が正しくて、何が間違っているかなどということは一概には言えないのである。現在など、特にそうである。子供が携帯を持つことすら、学校は眼をつぶっているのである。果たして、あんな送受信機が子供に必要だろうか?私は、とても必要だとは思えない。さりとて、時代がそうなんだから、時代に合った行動規範があるのだという意見も当然、出てくるだろう。それなら、担任の教師がもうひとつ、保護者との連絡用に携帯を持っていれば良い話である。
 昔、日本にも大東亜戦争という時代があったらしい。しかし、不思議なことに当時は国民の大半は、その戦争を支持していたのである。又、決して、ドイツやイタリアの様に一部の独裁者が戦争へと国民を引き釣り込んだわけでもない。もっとも、日本は代わりに天皇という錦の御旗があり、天皇の名のもとに、戦争へと国民が引き釣り込まれたのも事実だろう。

 そして今である。我が国の低能な政治家は、せっかく、何百万人という犠牲を払った後に勝ち得た、現在の日本国憲法を、又、戦前の様に戻そうとしている。なぜなのかは分からない。しかし、要するに、自分たちが天下を握りたいためだろう。
 集団的自衛権といい、緊急事態条項といい、秘密保護法といい、では、今まで、何のために、国民があの悲惨な目にあって、ここまでたどり着けたのか、全く分かっていないのではないだろうか?今のおぼっちゃま総理は。
 これではいったい、我々はあの体験を通して、何を学習したのだ、ということになってしまうのではないだろうか?そして、又、同じことを繰り返そうというのだろうか?何の為に、戦場で命を散らさねばならなかったのか?英霊たちは今頃、たわけの安倍のやることを見て草葉の陰で泣いていることだろう。
 
 昨日の総理と民進党の蓮舫との質疑応答では明らかに、安倍は逃げている。映像というのは、実に正直な媒体である。自分で草案を出しておきながら、説明は憲法審査会に聞けというのだから、何ともおそまつな話である。
 もう、こんなお坊ちゃま政治家に我々の運命を託すことは辞めようではないか!それに、安倍は海外がとても好きなようで、海外で良い顔ばかりしたがる。お坊ちゃまは安定しているときだけで良いのである。ここは煮ても焼いても食えないような老獪な、それでいて、懐の広い政治家が出る局面を迎えたのではないだろうか?

バナナ検査の思い出

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