International Dental Clinic（国際歯科） | 日記 | 安定か、闘いか。

　やはり、日本国民は安定を選んだのである。今回の参院選も自民圧勝で終わった。なぜ、自民党が圧勝するのか今もって分からない。結局、国民は不安定な政治より、方向は意に沿わなくても、安定を選んだのだとしか、思えないのである。つまり、一強多弱が、この国の常である。私にはどうしても、東京＝巨人＝自民党＝徳川幕府＝一強多弱の図式に見えてしまう。常に日本は一強多弱ではないか！東京という一強に地方という多弱である。巨人という一強に他球団という多弱であり、自民党という一強に、野党という多弱である。その自民党に常にコバンザメのように公明党がついているのである。公明党は裏は創価学会だから、これがまた選挙には滅法強いということになるのである。とにかく、強いのである。学会員は！つまり、自民党も学会のおばちゃま達に支えられているようなものである。しかし、不思議である。憲法の規定では政教分離が明確にうたわれているはずなのだが。自民党は違憲の巣窟である。公明党の存在すら違憲のにおいがするのに、安保法制で集団的自衛権を認めたのは憲法を無視しているも同然である。

　しかし、日本国民には失望した。結局、なんだかんだといいながら、国民は自民党が大、大、大好きなのである。私は、嫌いである。つまらない安定を望むくらいなら、不安定であっても、自分の力を遺憾なく発揮できる闘いの中に身をおきたいのであり、ず～っと、これからもおそらく死ぬまで可能性を追っていきたいのである。生きるというのはそういうことだと思っている。