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歯は健康の源~人生100年を見据えて

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International Dental Clinic(国際歯科) の日記

てっちゃんの世相を切る。ごみ箱がない!

2016.06.17

 確かに、最近では町が綺麗になったと思う。川もかつてのどぶ川から比べれば、格段にきれいになった。しかしである。町を歩いていても、どこにもごみ箱がない!これではごみはどこへ捨てたら良いのだろうか?
 要するに、ごみは持ち帰れということなのだろう。しかし、マスタードソースでぐちゃぐちゃになったごみをマスタードソースでぐちゃぐちゃになった手でポケットに押し込んだまま、持ち帰って自分で処理しろというのだろうか?
 同じように街中でたばこを吸うなというのも一理はあるだろう。しかし、それなら、それで、所々に灰皿を置いて、喫煙場所を設けるべきである。今や、喫煙者は罪人扱いである。そうしておいて国はべらぼうな税金を取って、たばこを公認しているのである。
 とにかく日本社会は極端である。この前まではずぼらに見逃していながら、ちょっとでも、風向きが変わるや否やそれは絶対に駄目だということになる。私はこういった日本社会の不寛容さを非常に危惧しているし、又、恥だと思うのである。こんな不寛容であるくらいなら、少しぐらい、町が汚れていても、たばこの吸い殻が散らかっていても、そちらの方がずっとましに思えてくるのである。
 日本の社会は優しいようで実は、あまり多様性がない。みな均一でなければ気が済まないようなところがある。しかし、そんな社会では窮屈で窮屈で、未来に全然希望が持てないのではないだろうか?私は多様性の中にこそ、可能性があるのだと思うのである。自分と違う価値観を排除するのではなく、違う価値観と向き合い、どうやって付き合っていくかを考えることが重要だと思うのである。そうすれば、かつて、日本が戦争へと突き進んでいった理由も何となく分かってくるのではないだろうか?寛容な社会、それを目指そうではないか!袖振り合うも他生の縁である。 
 結局、私はマスタードソースでぐちゃぐちゃになったごみを100円ショップのセリアでもらった袋に入れ、自販機の横に設置してある空き缶回収ボックスにこっそり放り込んだのである。

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